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2025年11月15日土曜日

【関連本】【攻めの休養】休養学 あなたを疲れから救う 片野秀樹 (著)


「日本人の8割が疲れている」

先日の高城剛さんのメールマガジン(Vol.460)で紹介されていたリカバリーウェア「ベネクス」を記事でご紹介しましたが、その会社の執行役員の方が「効果的な休養」について書かれた本がありますのでご紹介します。

『休養学 あなたを疲れから救う』は、疲労回復と効果的な休養法について科学的な根拠に基づいて解説した本です。単に「寝る」「だらだらする」といった従来の「守りの休養」だけでなく、積極的に活力と自己成長を促す「攻めの休養」へのシフトを提唱しています。

著者の片野秀樹氏は、一般社団法人日本リカバリー協会代表理事、博士(医学)で、株式会社ベネクス 執行役員でもあります。ベネクスは「休養・リカバリーウェア」を開発・販売している企業で、その立ち上げメンバーとして参加し、研究開発に携わってきました。過去には、東海大学大学院医学研究科や日本体育大学体育学部の研究員、特定国立研究開発法人理化学研究所の客員研究員などを歴任されています。


主な内容のポイント

  • 疲労の正体と警告:
    • 疲労は熱や痛みと同じく、体からの重要な「警告」であると捉え、それを無視したりごまかしたりすることのリスクを解説しています。
  • 日本人が「休み下手」な理由:
    • 日本では「休むこと=なまけること」という意識が根強く、それが慢性的な疲労の原因の一つとなっていると指摘します。
  • 「攻めの休養」の提唱:
    • 休養を単なる疲労回復ではなく、自己成長や能力開発の機会と捉えます。
    • 「自分で決めた」「仕事とは関係ない」「成長できる」「楽しむ余裕がある」の4つの条件が揃った負荷をかけることが、理想的な「攻めの休養」になるとしています。
  • 7つの休養タイプ(戦略):
    • 休養を生理的休養、心理的休養、社会的休養の3種類に大別し、さらに7つの具体的なタイプ(休息、運動、栄養、親交、娯楽、造形、転換など)に分類。これらを組み合わせて、自分に最適なリフレッシュ方法を見つけることを推奨しています。
  • 具体的な実践方法:
    • 質の高い睡眠の取り方、短時間の休憩の活用、趣味や自然とのふれあいなど、現代人が抱える様々な疲れに対する具体的な休息方法を紹介しています。


こんな方におすすめ

  • 「しっかり休んでいるつもりなのに、なかなか疲れが取れない」
  • 「仕事や日常に疲労を感じており、効果的な休息方法を知りたい」
  • 「休息を”さぼり”ではなく、パフォーマンス向上のための”戦略”として捉えたい」

「これから疲れそうだから、先に休んでおく」といった、休みから逆算した積極的休養を実践する際に、疲労のメカニズムを理解し、科学的に正しい休み方を身につけるためのおすすめのガイドブックです。


目次

  • 第1章 日本人の8割が疲れている
  • 第2章 科学でわかった! 疲労の正体
  • 第3章 最高の「休養」をとる7つの戦略
  • 第4章 眠るだけでは休養にならない
  • 第5章 新しい「休み方」をはじめよう







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