高城剛さんのメールマガジンや著書などで、これまでに様々なモバイルバッテリーが紹介されていますが、近年モバイルバッテリーからの発火事故が増加しています。事故を防ぐためにも、モバイルバッテリーの選び方を見直す必要があります。
現在市販されているモバイルバッテリーの中には、発火リスクを低減したタイプがあります。その一つが「準固体電池」を搭載したバッテリーです。
HIDISCは、東京都千代田区に本社を置く株式会社磁気研究所が展開するブランドです。「HIDISC PD30W 10000mAh」は、準固体電池を搭載した次世代モバイルバッテリーです。
準固体電池の特徴:
- 高い安全性
従来の液体電解質を、発火しにくいゲル状の電解質に変更しています。これにより、リチウムイオン電池の発火リスクを大幅に低減し、安全性を向上させています。釘刺しなどの物理的衝撃や過充電に対しても発火しにくい特性があります。 - 長寿命
充放電を繰り返しても劣化しにくく、一般的なリチウムイオン電池の約4倍以上の長寿命化が期待できます。
新しい技術のため製造コストが高く、長期的な耐久性については課題が残っていますが、旅行や出張での機内持ち込み用として、モバイルバッテリーを安全に運用したい場合に活用できるアイテムです。
Link:
- モバイルバッテリーの飛行機内持ち込みについて(磁気研究所)