Appleに大きな影響を与えたデザイナーの製品を見ることができます。
高城剛さんは多くのAppleの製品を愛用されています。Apple製品の特長は「ハード・ソフト・サービスの三位一体による極上のユーザー体験」です。ミニマムで美しいデザインは、元最高デザイン責任者のジョナサン・アイブの功績によって確固たるものになりましたが、彼に大きな影響を与えたデザイナー(ディーター・ラムス)の実物の製品を見ることができる企画展が開催されていますのでご紹介します。
企画展『デザインの先生』は、東京・六本木の 21_21 DESIGN SIGHTで開催されている、デザインの巨匠たちの思想や活動を紐解く展覧会です。
単に作品を並べるだけでなく、20世紀を代表するデザイナーたちが、社会や未来に対してどのような「問い」を投げかけ、どのように「生きてきたか」を、私たちの人生の道標となる「先生」のような存在として紹介しています。
主な特徴や見どころ
- フォーカスされている6人の「先生」
世界的に影響を与えた以下の6名の巨匠を中心に、その哲学やデザイン活動が紹介されています。 - ブルーノ・ムナーリ(イタリア)
- マックス・ビル(スイス)
- アキッレ・カスティリオーニ(イタリア)
- オトル・アイヒャー(ドイツ)
- エンツォ・マーリ(イタリア)
- ディーター・ラムス(ドイツ)
- 展示の内容と工夫
- プロセスの可視化:代表的なプロダクトだけでなく、スケッチ、言葉の断片、インタビュー映像、記録写真などが展示されており、完成品に至るまでの「思考の跡」を追体験できます。
- 360度からの観察:一部のプロダクトは、普段見ることができない背面や側面まで観察できるような配置になっており、細部まで行き届いたデザインの質を感じ取ることができます。
- 「教室」を排した空間:学校のような机や椅子といった記号をあえて使わず、デザイナーの息遣いを感じられるような構成になっています。
- 開催情報
- 会期:2025年11月21日(金)〜 2026年3月8日(日)
- 会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン内)
- 開館時間:10:00 ~ 19:00(入場は18:30まで)
- 休館日:火曜日
また、彼らに学び、日本のデザインの礎を築いた向井周太郎氏の視点も重ねて展示されています。
「デザインは才能ではない」というメッセージや、不透明な時代をどう生きるかというヒントが詰まった、非常に人間味あふれる展覧会です。気になった方はぜひ足を運んでチェックしてみてください。

