アウトドアで怖いマダニを、つぶさずに抜くことができるアイテムです。
高城剛さんの書籍「LIFE PACKING 60」で、ダニ・ノミ除去器具「Dr.SCHICK(ドクターシェック)のティックカード コーム」が紹介されていました。このアイテムは、毛に着いたマダニやダニ・ノミを取ることを目的としていて、主にペット向きです。人の体にマダニがついてしまった場合に使えるアイテムがありますので、ご紹介します。
マダニ取り『SAFECARD(セーフカード)』は、野外活動や日常生活で肌に噛みついたマダニを安全かつ簡単に取り除くために開発された、カード型のマダニ除去ツールです。デンマークで生まれ、世界中で広く愛用されています。
主な特徴
- カードサイズで携帯しやすい:
財布やカードケースに入れて常時携帯可能。登山、キャンプ、畑仕事、草刈り、散歩などに向いています。 - マダニをつぶしにくい構造:
カードの切り込み(スリット)をマダニの下に滑り込ませ、皮膚に沿って引き抜く方式です。ピンセットのように強く挟まないため、マダニへの圧迫を抑えやすい設計です。 - 回転させずに除去する設計:
いわゆる「ひねって取る」タイプではなく、一定方向へ滑らせて除去する考え方を採用しています。 - 大小2つの切り込み:
大きなマダニ用と小さなマダニ(幼ダニ)用のスリットがあります。 - 拡大レンズ付きモデルもある:
マダニを見つけやすい3倍程度の拡大レンズを内蔵したタイプがあります。
マダニについて:
近年、日本ではマダニが媒介する感染症の被害は近年増加傾向にあります。マダニが運ぶ病気の中で、現在日本国内で最も警戒されているのが「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」というウイルス性の感染症で、高い致死率や特効薬がないことが特徴の、恐ろしい感染症です。
また、重い後遺症を残す「ライム病」や、高熱と全身に赤い斑点が出る細菌感染症「日本紅斑熱(にほんこうはんねつ)」の感染症リスクも知られています。ペットから人間への「二次感染」が起きる可能性も指摘されています。
マダニは、山だけでなく公園や河川敷、住宅地周辺の草むらなど、日常生活のすぐそばに潜んでいて、注意が必要です。
※専用除去アイテムがない場合は、すぐに医療機関に行くことが重要です。
マダニに噛まれた際は、慌てて手で引きちぎったりせず、こうした専用ツールで落ち着いて対処することが大切です。マダニの病原体は、吸血が始まってから時間がたつほど、マダニの唾液を通じて体内に侵入する確率が高くなるため、1秒でも早く、安全に抜きたい際に携帯しておきたいアイテムです。




