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2026年1月31日土曜日

【関連本】【漫画コミック】半分姉弟 1 (トーチコミックス) 藤見よいこ(著)


2025年に発売された、高城さんおすすめのマンガです。

先日の高城剛さんのメールマガジン(Vol.760)で、2025年に面白いと思ったマンガとして紹介されていました。時代が変わり、コンテンツの世界にも大きく影響していることを、高城さんは指摘しています。

藤見よいこ氏による漫画作品『半分姉弟』(はんぶんきょうだい)は、日本で「ハーフ」や「ミックス」として生きる人々の日常と、揺れ動くアイデンティティを繊細に描いた群像劇です。リイド社のWebサイト「トーチweb」で連載され、大きな反響を呼びました。


作品のあらすじ

物語は、フランス人の父と日本人の母を持つ主人公・米山和美(よねやま かずみ)マンダンダが、弟から「姉ちゃん、俺、改名したけん。」という衝撃の告白を受けるところから始まります。

日本で生まれ育ちながらも、外見や名前によって「外国人」や「異物」として扱われ、周囲に馴染むために無意識に自分を押し殺してきた姉弟。しかし、弟が「普通になりたい」と名前の一部を捨てる決意をしたことをきっかけに、自分たちが抱えてきた葛藤や怒りと向き合い始めます。


主な特徴と内容

  • 多角的な群像劇:
    姉弟だけでなく、アメリカ、中国、フィリピンなど、多様な国にルーツを持つ人々や、彼らの周囲にいる日本人の視点からも物語が描かれます。
  • 「悪意のない差別」への切り込み:
    悪意はないけれど、相手を深く傷つけてしまう無意識の偏見(マイクロアグレッション)や、それに対する「どう謝るべきか」という加害者側の葛藤にもスポットを当てています。
  • 共生への希望:
    単に苦悩を描くだけでなく、価値観の異なる者同士が「わかりあえなさ」を抱えながらも、どうやって手を取り合って生きていくかという希望が込められたストーリーです。


作品では「ハーフ」と呼ばれる人々が日本社会で受ける 偏見や誤解、ルッキズム(見た目による評価) などもテーマになっていて、単なる日常描写にとどまらず、わかり合えないこととどう向き合うか、共生とは何かを考えさせられる内容になっています。

単純な日常マンガではなく、多様性や他者理解について考えるきっかけになる、おすすめの一冊です。