「なんとなく不調」の原因と、根本的な改善方法を紹介した書籍です。
先日の高城剛さんのメールマガジン(Vol.725)で、米国amazonのベストセラー書籍『GOOD ENERGY (グッドエナジー)』が紹介されていました。
著者のケイシー・ミーンズ(Casey Means)博士は、スタンフォード大学医学部を卒業した医師であり、現代の医療システムに疑問を持ち、現在はヘルスケア・テクノロジー企業「Levels」の共同創設者です。
「グッドエナジー Good Energy」とは「代謝の健康」のことで、ごく自然にエネルギーが満ち溢れている状態を指します。現代社会は代謝不全(バッドエナジー Bad Energy)に陥りやすく、その改善には、細胞内のエネルギー工場である「ミトコンドリア」の最適化が重要な役割を果たすと解説されています。
現代社会や医療の問題点、そしてその改善策については、高城さんがこれまで発信している情報と大きな方向性が共通しているため、本書を読むことで最新の健康に関する知識をさらに深めることができます。
なお、ケイシー・ミーンズ博士は、5月8日に米国の次期公衆衛生局長官に指名されたことが報じられており、今後のさらなる活躍が期待されています。
- トランプ氏、次期医務総監にミーンズ氏指名-製薬業界批判の急先鋒(Bloomberg)
目次
- はじめに すべてはつながっている
- 第Ⅰ部 エネルギーの正体
- 第1章 細分化された医療 vs. エネルギー中心の医療
- 第2章 「バッドエナジー」は病気の根源
- 第3章 医療ではなく自分自身を信じる
- 第Ⅱ部 グッドエナジーを手に入れる
- 第4章 あなたの体は、すべてを知っている
血液検査とウェアラブル端末を駆使して、体のサインを読み解こう - 第5章 「グッドエナジー」食の6つの原則
- 第6章 「グッドエナジー」食の設計
- 第7章 体内時計をリスペクトする
光、睡眠、食事のタイミング - 第8章 現代生活が奪ったものを取り戻す
運動、温度、そして毒素のない暮らし - 第9章 恐れを知らないこと
グッドエナジーの最高レベル - 第Ⅲ部 グッドエナジー・プラン
- 4週間のグッド・エナジー・プラン
- 訳者あとがき