インドで古くから親しまれている国民的な滋養強壮剤です。
高城剛さんの著書『新世紀のアーユルヴェーダ』で、チャワンプラシュ(Chyavanprash)が紹介されていました。インドのアーユルヴェーダ市場はこの10年で爆発的な成長を遂げており、特に2020年のパンデミック以降、免疫力向上を求めて伝統的なハーブ製剤などのアーユルヴェーダ製品の需要が急増したそうです。
伝統的なハーブ強壮剤の「チャワンプラシュ」は、アーユルヴェーダで伝統的に用いられるペースト状のハーブジャムです。様々なハーブと天然素材を使用し、体力回復や免疫力強化、消化促進、エネルギー補給を目的に摂取されており、甘酸っぱくスパイシーな味が特徴です。
主に以下の成分が含まれています：
- アムラ（インディアン・グーズベリー）:
ビタミンCが豊富で、抗酸化作用や免疫力を高める効果があります。 - ハーブ（アシュワガンダなど）:
ストレス軽減や体力増強に効果があるとされています。 - スパイス（カルダモン、シナモン、ショウガなど）:
消化を助け、体を温める効果があります。 - ギーと蜂蜜:
滋養を与え、体のエネルギーバランスを整えます。
通常は1日小さじ1～2杯程度が適量とされています。ただし、体質に合わない場合もあるため、初めて摂取する際は少量から始めることが推奨されます。
体力回復や消化促進、エネルギー補給など、全体的な体力・活力の向上が期待できる健康食品です。
